ホーム事業紹介フレアースタック

フレアースタック

フレアースタックは石油精製、石油化学、LNG/LPG受入・備蓄基地等、可燃性ガスを扱うプラントには必ず設置される保安設備です。その機能は、プラントの運転時に何らかの異常で発生する設計圧力以上となった余剰ガスを、安全弁等を通して受入れ、燃焼処理するものです。またプラントは定期的にシャットダウンしメンテナンスしますが、その際にプラント内に保有されている可燃性ガスの放出先として受入、燃焼処理する保安設備でもあります。
これらの保安機能の他に、最近では、自身で使うユーティリティーの省エネルギー化、可視炎公害対策など多様な要求があります。当社は、これらの御要求に合う最適システムを提案をさせて頂きます。

主要製品

当社は立地条件や使用目的などに応じて燃焼方式と組合せのご提案を致します。各燃焼方式はクリックすることでご覧頂けます。

比較表

中区分 タイプ 形状 おすすめ条件 特徴
無煙燃焼 不可視燃焼 低騒音燃焼 建設コスト
ELEVATED
燃焼時の輻射熱を高さで軽減する形式
架構支持型 立地条件
国内外の石油精製、石油化学、LNG基地など
放出ガス条件
あらゆる組成、流量に対応
 
ワイヤ支持型 立地条件
国外の砂漠地帯等に安価に設置
放出ガス条件
高さが比較的低くなる中小流量に適用
 
自立型 立地条件
国内外の石油精製、石油化学、LNG基地など
放出ガス条件
あらゆる組成、流量に対応
 
GROUND
可視公害を無くし、騒音を低減する形式
グランドフレアー 立地条件
国内外の石油精製、石油化学、LNG基地などで景観対策、可視炎対策、騒音対策等が必要な場所
放出ガス条件
あらゆる条件に対応ELEVATED型と併用して常時排出流量域で使用することで、小型化を実現し、初期コストを抑制
PIT
燃焼時の輻射熱を距離で軽減する形式
バーンピット 立地条件
国外の油井随伴ガス等の処理用
放出ガス条件
石油、天然ガス等の油井随伴ガス等を処理
     
バーンポンド 立地条件
水素を使う実験場など
放出ガス条件
燃焼速度が速い水素等を処理、水封を使い逆火防止の工夫
   

このページの先頭へ

主要技術

無煙燃焼(Smokeless Burning)

炭化水素を主成分とする排出ガスは着火すると、空気不足から未燃分をともなう黒煙を発生します。当社では、ガスの組成、量に応じてバーナーを適宜選定することで、黒煙の発生を防ぎます。

逆火防止装置

排出ガス系内は、つねに可燃範囲外に保持する必要があります。そのため当社では、大気と接するバーナーの上流に逆火防止装置を設けるなど、条件に応じて適宜必要な装置を選定します。

気液分離装置

排出ガスは、常に気体とは限らず、ときには気液混層流でフレアー配管に流入します。当社では、こうした混層流による液体塊の火玉落下を防ぐため、気液分離装置(K.O drum、blow-down drum)を設け、液分を回収するか、もしくは蒸発させて処理します。

点火装置と失火検知装置

排出ガスへの着火は、常時点火しているパイロットバーナーで行います。当社では、このパイロットバーナーへの点火には点火装置(igniter)を使用。また、この点火装置で着火したパイロットバーナーの失火確認を、熱伝対式などの検知器で常時行うことで、安全運転を実現しています。

このページの先頭へ

メンテナンス


望遠鏡診断風景


望遠鏡診断拡大写真

フレアースタックは、操業上2年あるいは4年ピッチでしか停止しない上流設備に付随しており、上流設備が停止しない限りは補修できません。上流設備が停止した場合でも、シャットダウンやスタートアップにともなう系内のオフガスを受け入れるため、メンテナンス期間は、わずかに2週間程度とされています。
この期間に最大限有効なメンテナンスを行うには、架構、付属配管、バーナー等をあらかじめ検査・診断する周到な準備が必要です。しかし、設備運転中には安全性の面からフレアースタックには登れないのが通例です。当社では、望遠鏡による目視検査、診断を提案してフレアースタック補修の事前準備をより確実なものにします。

たとえば、

  • 支持構造部材の腐食が進行しているとき
  • 燃焼時に黒煙、騒音、不安定燃焼が気になるとき
  • 常用ユーティリティーの消費量等削減したいとき

お気軽に当社にお問い合わせ下さい。

このページの先頭へ

主な実績

関連リンク

このページの先頭へ